二人の出会いは1990年代後半にさかのぼる。当時、高嶋ちさ子が友人の紹介で出会った賢司氏に「一目惚れ」したことが始まりだった。彼女の行動力は凄まじかった。交際がスタートするやいなや、結婚への外堀をまたたく間に埋めていったという。まさに猛アタックだ。
「この人を逃したら後がない」と直感した彼女は、自らプロポーズに近い言葉を投げかけ、出会いからわずか数ヶ月で入籍に至った。強気なヴァイオリニストをそこまで突き動かした賢司氏の魅力とは、一体何だったのか。それは、彼女の激しい感情の波をすべて受け止める「圧倒的な包容力」だったに違いない。