男性が20%から15%へ絞り込む際、あるいは女性が余分な脂肪を削って20%ジャストを目指す際に、絶対に冒してはならない過ちが「極端な食事制限による筋肉量の減少」です。筋肉を落として体重だけを減らすと、基礎代謝が低下し、体脂肪率が下がらない「スキニーファット(隠れ肥満)」に陥ります。
体脂肪率と筋肉量の黄金比を確立するための鉄則は、「月あたりの体重減少ペースを全体重の2〜3%以内に抑えること」です。例えば体重70kgの男性であれば、1ヶ月に落とす体重は1.4kg〜2.1kgが上限となります。これ以上のペースで落とすと、減った重量の半分近くが筋肉組織から失われてしまいます。
除脂肪を加速させる方程式は、「アンダーカロリー設定(消費カロリー > 摂取カロリーの差を毎日300〜500kcalに管理)」×「高タンパク質摂取(体重1kgあたり1.6g〜2.0g)」に尽きます。体脂肪1kgを燃焼させるには約7,200kcalのマイナスが必要となるため、日々のわずかなカロリーギャップを2〜3ヶ月継続して積み上げるアプローチが、リバウンドを防ぐ唯一の王道です。