大相撲の世界で兄弟がともに白星を積み重ね、関取(十両以上)の座を掴み取るのは極めて険しい道のりです。兄の琴翔峰(本名:手計富士紀)に続き、弟の琴栄峰(本名:手計太樹)が関取の座を掴んだことで、佐渡ヶ嶽部屋に新たな黄金期を予感させる兄弟関取が誕生しました。
4歳差の兄弟である二人は、幼少期から常に相撲と隣り合わせの生活を送ってきました。兄・琴翔峰の背中を追うように弟の太樹さんも同じ道へと進み、小学生時代から全国大会で上位に食い込むなど、早くからその大器の片鱗を見せていました。
「兄がいるからこそ甘えられない」という強い覚悟を胸に、弟・太樹さんは高校卒業後に迷うことなく兄と同じ佐渡ヶ嶽部屋へと入門。序ノ口デビューから順調に番付を駆け上がり、関取昇進を決めた際には兄が誰よりも喜び、部屋全体が歓喜に包まれました。