愛好家を悩ませる最大の敵、それが水の与えすぎによる根腐れだ。「土の表面が乾いたらすぐ水やり」という定説は、本種においては危険な罠となり得る。鉢の中央部分までしっかりと乾いたことを手や竹串で確認してから、鉢底から溢れ出るまでたっぷりと水を与えるメリハリが不可欠だ。
鉢底から水が流れ出ることで、土中の古いガスや老廃物が押し出され、新鮮な酸素が根に供給される。鉢受け皿に溜まった水は放置せず、すぐに捨てる習慣を徹底しよう。冬の低温期には水遣りのペースを大幅に落とし、乾燥気味に管理して樹液濃度を高めることで、寒さに対する耐性を劇的に向上させることができる。