かつて劇団員やタレントとしても活動していた次男の高橋祐也。しかし、彼の名が日本中に知れ渡ったのは、痛ましい事件の報道によるものだった。1998年の高校在学中に発覚した最初の事件を皮切りに、警視庁による複数回に及ぶ逮捕劇は、当時の芸能ニュースを占拠し続けた。
違法薬物の依存性の恐ろしさと、二世特有の環境や小遣い問題に対する世間の批判は凄まじかった。記者会見で涙を流しながら頭を下げた三田の姿は、日本中の視聴者に強烈な印象を残した。なぜ依存から抜け出せなかったのか。背景には、若くして社会的な注目を一身に浴びたプレッシャーや、自己同一性の葛藤があったと周囲の関係者は語る。