未知子の異変がファンの間で大きな話題となったのは、シーズン5の第9話から最終回(第10話)にかけてです。物語の随所で未知子が不意に腹部を押さえたり、激痛に顔を歪めたりするシーンが挿入され、不穏な空気は回を追うごとに濃くなっていきました。
決定打となったのは第9話のラストシーンでした。同僚たちの前で突如として崩れ落ちるように倒れ込み、緊急搬送されます。常に無敵のヒロインとして描かれてきた大門未知子が倒れる瞬間は、リアルタイムの視聴者に凄まじい衝撃を与えました。
さらに最終回では、日本医療界のドンである内神田景信会長の手術と、未知子自身の緊急手術のタイミングが完全に重複するという極限の事態に発展。己の命が尽きかけている極限状態のなか、未知子は自分の手術を後回しにして他者のオペ室へと向かう道を選びます。