朝の調理時間を極限まで削りたい場合、前日の仕込み(作り置き)が効果を発揮します。ただし、食中毒リスクを回避しながらクオリティを落とさないためには、厳格な衛生管理のルールが存在します。
まず避けるべきは、「完成したおにぎらずを前夜に包んで冷蔵庫に入れておく」という行為です。冷蔵庫の冷気によってご飯のデンプンが完全に硬化し、翌朝にはパサパサでボロボロの食感になってしまいます。前日にできる準備は「具材の加熱・水切り・小分け」までに留めるのが鉄則です。
子供向けのお弁当として朝5分で組み立てる場合、前夜に「人参しりしり」や「味付けそぼろ」を作り置きしておき、朝は温かいご飯にそれらをスピーディーに重ねて包むだけというワークフローが最も合理的です。また、抗菌作用を持つ大葉や梅肉、酢を効かせた具材を組み合わせることで、気温が上がる季節でも安全性を格段に高めることが可能になります。