現在の匠大塚が展開するビジネスは、単なる家具の販売にとどまらない。企画・製造から流通・販売までを一元化する家具・インテリア製造小売業としてのモデルを昇華させ、国内外の上質な職人技術を届けるプラットフォームとなっている。
安価な海外製品が溢れる現代にあって、匠大塚が掲げるのは「本物志向」だ。勝久氏が長年培った目利きと、勝之氏が推進する現代的なマネジメント手法が融合し、ホテルや商業施設向けの法人需要(BtoB)や高所得者層向けのアジリティの高い提案力が強みとなっている。
かつての騒動を経て辿り着いたこのスタイルは、大量生産・大量消費の時代に対するアンチテーゼであり、伝統技術の継承という社会的責任も果たしている。