会場周辺の激しい混雑を避けたい心理を突いた、新しいタイプの詐欺も深刻化している。「会場近くのマンション屋上を特別開放」「湖畔のプライベートデッキから人混みなしで観覧可能」といった謳い文句で、1枠数万円の予約金を募る手法だ。
実際に現地を取材してみると、指定された住所は単なる一般の賃貸マンションや立ち入り禁止の私有地であり、所有者や管理会社は一切関与していなかった。当日、現地に到着して初めて詐欺だと気づき、茫然自失となる被害者が後を絶たない。特に今年は、Googleマップの画像を勝手に加工して「特設観覧スペース」に見せかける高度な騙しのテクニックが確認されている。