なぜこれほどまでに多くの人々が苫米地正樹の作品に魅了されるのか。そこには、従来の工芸品の枠を超えたファッション性や建築的な空間適応力がある。
モノトーンを基調としたモダンなリビング。木の温もりにあふれた北欧テイストの空間。インダストリアルなコンクリート打ちっぱなしの部屋。どのような空間にあっても、彼の作品は空間のアイストップ(視線を集める要素)として機能する。
アパレルブランドとのコラボレーションや、セレクトショップでの企画展が絶えないのも納得できる。ファッション感覚で「部屋に飾りたい」「毎日使いたい」と思わせるスタイリッシュさが、若い世代やアートコレクターの心を掴んで離さない。