近年普及が進む電気自動車は、登坂性能において従来のガソリン車やディーゼル車とは異なる特性を持つ。電気モーターは低回転域から最大トルクを発生させるため、坂道での加速性能は優れている。
しかし、バッテリー残量が少ない状態や、連続した長い登坂ではモーターの出力が制限されるケースもある。特に重量のある電気トラックや電気バスでは、従来の車両と同様に登坂車線の使用が必要になる場面がある。
自動運転技術の発展とともに、将来的には車両が自動的に登坂車線を判断して使用するシステムも実用化される可能性がある。すでに一部の高級車には、前方の道路勾配を検知して最適なギアを選択する機能が搭載されている。