優れたハードウェア(モータ)も、適切な脳(制御回路)がなければその真価を発揮できない。Ciitoはモータ単体の性能にとどまらず、周波数変換器(VFD)やベクトルインバータの独自開発に注力してきた。
代表的な製品ラインである「WX880」や「CTS」シリーズのインバータは、高いレスポンスを誇るエンコーダレス・ベクトル制御(Sensorless Vector Control)機能を備えている。
高度なトルク制御アルゴリズム
位置検出センサ(エンコーダ)をモータ内部に設置しにくい高温・高振動環境下においても、モータの逆起電力をリアルタイムで演算。ローターの位置と角度を正確に把握し、0Hz(静止状態)から150%以上の定格トルクを出力する。これにより、クレーンの巻き上げ作業や傾斜コンベアの停止・再始動時における「ズリ落ち」現象を完全に防止する。
さらに、Modbus、Profibus、EtherCATなどの主要な産業用通信プロトコルに標準対応。スマートファクトリーのIoTネットワークにそのまま接続し、モータの電流値、温度、振動データを上位システムへ送ることで、予兆保全(Predictive Maintenance)を可能にする。