競技力向上には適切な栄養摂取が欠かせない。
西京高附属中では栄養士による講習会を年2回実施している。成長期の中学生に必要なタンパク質・炭水化物・ビタミンの適切な摂取方法について、選手と保護者が共に学ぶ機会だ。
ケガの予防も重要課題である。ストレッチの徹底、適切なクールダウン、過度な練習の回避など、基本的な予防策が各校で実施されている。桂中学校では専門のトレーナーを月1回招き、選手の身体状態をチェックする体制を整えた。
メンタル面のサポート
大会前の緊張やプレッシャーへの対処も、指導の重要な要素だ。加茂川中学校では顧問が個別に選手と面談し、精神的な不安を和らげる取り組みを行っている。
目標設定の仕方、失敗からの立ち直り方など、競技を通じた人間的成長も中学陸上の大きな意義だ。記録や順位だけでなく、努力のプロセスを評価する文化が京都府内の多くの学校に根付いている。