個別指導は集団塾と比較して費用が高額になりやすいという側面を持つ。そのため、保護者にとっては「投資に見合った成果が得られるか」が最大の関心事だ。
安易に「個別だから安心」と思い込むのは危険だ。カリキュラムの進捗管理が曖昧な教室や、講師の質にバラつきがある塾を選んでしまえば、時間も費用も無駄になりかねない。専門家は「体験授業での講師との相性はもちろんのこと、学習データの分析体制や、定期的な保護者カウンセリングの質を見極めることが不可欠」と指摘する。単なる時間の切り売りではなく、確かな学習成果と自立心を醸成できる環境かどうかを見極める眼識が親にも求められている。