物価高のグアムで旅行者がさらに無駄な出費を重ねてしまう背景には、現地の会計慣習やインフラに関する知識不足があります。現場で特に注意すべき2つのポイントを整理しました。
1つ目は、「グアムチップ相場」とサービス料の二重払い問題です。グアムの飲食店におけるチップの相場は現在15%〜20%が定着しています。しかし、旅行者が最も警戒すべきは、伝票にあらかじめ「Service Charge(サービス料)」として15%が自動加算されているケースです。
現地のレシート表記を丹念に確認せず、伝票の一番下にある「Tip欄」に言われるがまま15%を上乗せしてサインしてしまうと、合計で30%もの高額チップを支払う結果になります。レシート内に「SC」「Service Charge」「Gratuity Included」といった記載がある場合、追加のチップは原則不要です。端数の小銭を切り上げる程度で十分対応できます。
2つ目は、「赤いシャトルバス一択」という思い込みです。かつての感覚で「観光は赤いシャトルバスの乗り放題パスを買っておけば安心」と判断しがちですが、前述の通り1日券は1人15ドル、家族4人なら60ドル(約9,300円)に達します。
主要ショッピングモールやビーチへの移動であれば、グアム版配車アプリである「Stroll(ストロール)」を活用したほうが、家族全員の移動でも1回あたり12〜20ドル程度で済み、時間的にも大幅な節約が可能です。人数や移動頻度に応じたシミュレーションを怠らないことが肝要です。