秋葉原のカルチャー専門店や同人誌即売会の現場を継続取材すると、一般的な美少女アニメとは一線を画すファン層の動態が確認できます。同人誌即売会で10年以上にわたりサークル参加を続ける作家の一人は、現場でこう証言します。
「まどマギで成人向けを描く動機は、単なる性的な興奮だけではありません。本編であまりにも凄惨な宿命を背負わされた彼女たちに、肉体的な生々しさや生への執着を与えたいという、一種の倒錯した救済願望が根底にあります」(歴代同人サークル主宰者)
また、まどかマギカ 海外の反応をRedditやMyAnimeListなどのコミュニティでリサーチすると、海外ファンは「キュゥべえの冷徹な契約システム」や「エントロピーを巡る哲学的対立」に強く着目しています。海外では児童キャラクターの性的描写に対する監視基準が極めて厳格なため、ファンアートコミュニティでも過激な性描写より、ゴシックで美麗なイラストやシリアスな関係性を描いた作品が主流シェアを占めています。