迫田孝也のキャリアを語る上で欠かせないのが、数々のメガヒットドラマでの鮮烈な好演です。特に三谷幸喜作品や日曜劇場における活躍は、彼の評価を決定的なものにしました。
NHK大河ドラマ『真田丸』(2016年)では、堺雅人演じる真田信繁に忠義を尽くす家臣・矢沢三十郎頼幸を熱演。主君への熱い忠誠心とコミカルな掛け合いが視聴者の心を掴み、全国区の知名度を獲得しました。さらに2026年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では源範頼(蒲殿)を演じ、心優しい人物でありながら時代の荒波に呑まれていく悲劇を哀愁たっぷりに表現して大きな話題を呼びました。
そして彼の代名詞となったのが、2026年のTBS系ドラマ『天国と地獄〜サイコな2人〜』です。物語の鍵を握る「東朔也(師匠)」役として、切なさと狂気が入り混じった真犯人を熱演し、ギャラクシー賞をはじめ各方面から絶賛を浴びました。
さらに2026年の超大作『VIVANT』では、丸菱商事のエリート社員でありながらテロ組織「テント」のモニターであった山本巧役を好演。乃木(堺雅人)による砂漠での壮絶な尋問シーンと衝撃的な退場劇は、第1部のクライマックスとして今なお語り草となっています。