「今まさに目の前がふらついて仕事にならない」という緊急時には、内耳周辺の血流を即座に改善するセルフケアが力を発揮します。特に効果的なのが、道具を使わずに1分でできる天気痛めまい耳マッサージです。
【実践ステップ:耳マッサージの基本手順】
1. 親指と人差し指で両耳の真ん中をつまみ、上・下・横へそれぞれ5秒ずつ軽く引っ張る。
2. 耳を横に引っ張りながら、後ろ方向へ5回ゆっくり大きく回す。
3. 耳を上下に折りたたむように曲げて5秒キープする。
4. 両手の手のひらで耳全体を覆い、優しく円を描くように後ろへ回して温める。
耳の周囲には多くの毛細血管とリンパ液が通っており、マッサージで温めて血行を促進することで、内耳のセンサー過敏が鎮静化します。あわせて、めまいや吐き気を抑える「内関(ないかん:手首の内側、しわから指3本分肘側の位置)」や、頭部の血流を改善する「風池(ふうち:後頭部のくぼみ)」のツボを親指でじんわり刺激すると、乱れた自律神経のスイッチが穏やかに切り替わります。