しかし、デジタル上のマップにすべての機台が登録されているわけではない。実は、地図検索に反映されない「隠れスポット」こそが、レアな限定缶や売り切れ必至のアイテムを残す穴場となっている。例えば、雑居ビルの裏手にある関係者用駐車場、工場敷地の外周沿い、あるいは老舗のタクシー会社営業所の脇といった場所だ。
こうした穴場自販機は、一般の歩行者がめったに通らないルートにひっそりと佇んでいる。トラックドライバーや深夜作業員に向けたラインナップが充実しているケースも多い。街歩きの際に路地裏へ一歩踏み込んでみたり、大型物流拠点の周辺を観察したりすることが、マップ非掲載の自販機を発見する鍵となる。宝探しのような感覚で街を再発見する愉しみも、自販機巡りの大きな魅力と言える。