朝鮮半島が「朝鮮民主主義人民共和国」と「大韓民国」の2つの国家に分断された背景には、第二次世界大戦終結直後の米ソ冷戦の激化があります。
1945年8月の日本の敗戦に伴い、朝鮮半島は北緯38度線を境界線として北側をソビエト連邦、南側をアメリカ合衆国がそれぞれ占領統治しました。当初は信託統治を経て統一政府を樹立する構想が存在したものの、米ソの対立が深まるにつれて南北それぞれで独自の単独選挙・政権樹立へと進むことになります。
1948年8月15日に南側で「大韓民国」が樹立を宣言すると、追うように同年1948年9月9日、北側において金日成(キム・イルソン)を首班とする「朝鮮民主主義人民共和国」が建国を宣言しました。その後、1950年に勃発した朝鮮戦争(1953年休戦)を経て軍事境界線が固定化され、分断状態が固定化したまま現在に至っています。