2000年代ロックを象徴するバンド、The Fray(ザ・フレイ)の代表曲『Over My Head (Cable Car)』もまた、この熟語の核心を突いた傑作だ。人間関係の軋みや解きほぐせないコミュニケーションの溝に直面したときの人々の葛藤が、キャッチーな旋律に乗せて歌い上げられる。
「Everyone knows I'm in over my head」という歌詞のフレーズ。ここでは「in」を伴う「be in over one's head」という形で使われ、取り返しのつかない深い沼や深海に足をとられ、沈みかけているイメージがより強調されている。直面する人間関係のプレッシャーに潰されそうな心の叫びが、聴く者の胸を強く打つ。