『アッコにおまかせ!』が批判を浴びたのは、今回のアスリート関連の事案だけにとどまりません。過去数年を振り返っても、生放送ならではのコントロール不能なリスクが度々露呈しています。
例えば、芸能人の結婚や不倫といったプライベートな話題を取り上げる際、本人の意向を無視した一方的な憶測コメントや、フリップパネルを用いた露骨な相関図解説が「プライバシー侵害」「下品すぎる」と物議を醸した事例は枚挙にいとまがありません。また、政治や社会問題に関して事実誤認に基づいたコメントを発し、CM明けにアナウンサーが訂正・陳謝するシーンも散見されました。
長寿番組ゆえの「アッコ節」と呼ばれる歯に衣着せぬ自由なトーク形式が、現代の厳格なコンプライアンス基準と常に衝突し続ける構造そのものが、炎上を繰り返す根本的な要因となっています。