二人の娘たちがこれほどまでに自立した個性を育むことができた背景には、松坂慶子さんと夫・高内春彦氏の独特な教育方針がありました。アーティストである高内氏は、子供たちの直感や創造性を何よりも尊重し、型にはめない育て方を実践してきたといいます。
「勉強を強制するのではなく、好きなことを見つける手助けをする」。そんな夫婦の姿勢が、姉妹のクリエイティブな才能を開花させました。家庭内では常に音楽やアートが身近にあり、それが彼女たちにとっての「日常」だったのです。親の七光りというプレッシャーを跳ね除けられたのは、この温かくも自由な家庭環境があったからに他なりません。