取材を進める中で、トラブルが頻発する悪質サークルにはいくつかの明確な共通点が浮き彫りになった。参加を検討する際、あるいは参加直後に以下の要素がないかチェックしてほしい。
第一に、主催者の身元や運営母体が極めて不透明であること。本名や会社名を明かさず、SNSのハンドルネームのみで活動している場合は警戒が必要だ。第二に、最初の数回は格安または無料だが、急に個別の「面談」や「お茶」を強く打診してくるパターンである。
第三に、「自己投資」「人生を変える」「感謝」「マインド」といった自己啓発的なキーワードが会話に多用されること。第四に、外部の友人や家族にサークルの内容を話すことを嫌がる空気感があること。そして第五に、連絡手段が即座に公式LINEや暗号化アプリへと限定されることだ。これらの条件が複数当てはまる場合、そのサークルからは直ちに距離を置くべきだろう。