捨て場所に困る保冷剤ですが、簡単な工夫で日用品へと生まれ変わります。なかでも手軽で効果抜群なのが、保冷剤消臭剤作り方です。高吸水性ポリマーは表面に無数の微細な凹凸構造(多孔質構造)を持っており、これがニオイ分子を吸着する性質を備えています。これは市販のゲル状消臭剤と全く同じ構造です。
作り方は驚くほどシンプルです。常温に戻した保冷剤のパックをハサミで切り、中身のゲルを空きビンや小さなグラスなどの容器に移し替えるだけです。そこへお好みのアロマオイル(精油)を2〜3滴垂らして混ぜれば、芳香消臭剤の完成です。玄関、靴箱、トイレなどに置くだけで、約2〜3週間にわたり嫌なニオイを抑えてくれます。ゲルが干からびて小さくなったら取り替えの合図です。
その他の保冷剤再利用裏ワザとしては、温めてホットパック(カイロ)にする方法や、切り花の花瓶に入れて水を長持ちさせる保水材としての活用が知られています。ただし、電子レンジ加熱に対応していない製品をレンジにかけると袋が破裂して火傷する危険があるため、湯煎指定の製品以外は温めないのが鉄則です。
リサイクルせず破棄する場合、保冷剤捨て方可燃ごみが原則となります。中身のほとんどは水分ですが、自治体のルール上は「燃えるごみ(可燃ごみ)」として回収される地域が大半です。最もやってはいけないNG行動は「中身をシンクやトイレに流すこと」です。水分を吸って何百倍にも膨らむ性質があるため、配水管の奥で詰まりを引き起こし、高額な修理費用が発生するトラブルが後を絶ちません。