一見すると短い髪をキリッと整えた同系統の髪型に見えますが、角刈りとパンチパーマの違いは根本的な施術内容にあります。角刈りはパーマ液や熱を使わず、純粋なカット技術のみでスクエア(四角形)なフォルムを構築するスタイルです。サイドとバックを刈り上げ、トップを水平に、ハチの部分を直角に近いラインでつなぐ職人技が求められます。
一方のパンチパーマは、髪にパーマ剤を塗布したあと、高温の丸型ヘアアイロン(主に4mm〜6mm程度)を用いて細かくカールを巻きつけるアイロンパーマの一種です。短い直毛であっても、熱の力で強いカールを形状記憶させるため、毛先が密集した独特の丸みと密度感が生まれます。
混同されやすいアイパーとパンチパーマの違いについても整理しておきましょう。どちらも理容室のアイロン技術を用いますが、パンチパーマが「丸アイロンでチリチリとしたカールを作る」のに対し、アイパー(アイロンパーマの略称)は「平型アイロンを使って毛流れや立ち上がり、ストレートな平面を作る」技術を指します。アイパーは毛先を巻かずに根元を折り曲げるように熱を入れるため、オールバックやサイドバックのシルエットをカチッと固定する際に真価を発揮します。