なぜジャッジはこれほどまでに突出した数字を残し続けられるのでしょうか。その秘密は、身長201cm・体重128kgという恵まれた体格だけではなく、極限まで磨き上げられた打撃メカニクスと卓越したアプローチにあります。
Statcast(スタットキャスト)のデータを見ると、ジャッジのバレル率(長打になりやすい理想的な打球速度と角度の割合)およびハードヒット率は、メジャー全体でも群を抜くトップ数値を毎年記録しています。打球初速が180km/hを超える弾丸ライナーが日常茶飯事であり、詰まった当たりや打ち損じに見える打球ですらフェンスを越えていくパワーを有しています。
さらに見逃せないのが、ストライクゾーンの管理能力です。キャリア初期に見られた外角低めの変化球に対する脆さを徹底的に改善し、ボール球を振らない我慢強さを身につけました。四球数は毎シーズン100個前後を数え、これが高出塁率と驚異的なOPSを支える盤石の基盤となっています。