声優のキャリアにおいて、所属事務所の変遷は活動内容に大きな影響を与えます。新谷良子の経歴を振り返ると、ブロッコリーのオーディション企画でグランプリを獲得後、劇団若草、ミューラス、フリー期間を経て、長年ビーボ(Vi-Vo)に所属して活躍してきました。
転機が訪れたのは2019年のことです。長年所属していたビーボを離れ、実力派キャストが多数在籍するリマックスへと移籍を発表しました。長年親しんだ事務所を離れるニュースはファンの間で大きな話題を呼び、「活動を縮小するのではないか」「休業に入るステップなのでは」といった懸念の声も上がりました。
しかし、この移籍は後ろ向きなものではなく、キャリアをより盤石にするための前向きな選択でした。リマックス所属となって以降、ナレーションや企業VP、外画の吹き替えなど、これまでのアニメ中心のフィールドからさらに表現の幅を広げ、堅実な声優ワークを展開しています。