近年、愛好家主導で盛り上がりを見せる札幌カフェ巡りプロジェクトの影響もあり、このエリアの魅力を再発見する動きが加速している。旅行者や地元のカフェフリークたちは、食べログの口コミやGoogle マップのピンを頼りに、大通やすすきのの喧騒を抜け出して宮の森へと足を伸ばす。
円山公園の緑を散策し、大倉山の雄大な景色を眺めた後に立ち寄る一杯の珈琲は、旅の記憶を鮮やかに定着させるアンカーとなる。デジタルマップ上にプロットされた点と点を自分の足で繋ぎ、住宅街の坂道を歩いた先に出会う一杯。その体験価値そのものが、札幌という都市が持つカルチャーの奥深さを物語っている。