季節限定イベントの中でも屈指の売上規模を誇るローソンの銘茶フェアですが、発表資料や店頭告知を見渡しても、明確な「〇月〇日一斉終了」という期日が明記されるケースはほとんどありません。公式リリースに記されるのは決まって「全国のローソン店舗で順次発売(数量限定のため、なくなり次第終了)」の文言です。この曖昧さこそが、消費者心理を焦らせる最大の要因となっています。
過去数年の商品ライフサイクルと直近の流通実績を照らし合わせると、ローソン抹茶フェア販売期間は基本的に「発売開始から約3週間から4週間」が巡航速度の目安です。大型フェアの場合、スイーツ部門は第1弾・第2弾へと段階的に商品を入れ替えるケースもありますが、個々の製品寿命は極めて短く設計されています。
ここで知っておくべきは、数量限定なくなり次第終了の真相です。コンビニ本部はフェア期間全体を均等に走らせるためではなく、発売初週にプロモーションと需要を最大化させるマーケティング戦略を採っています。本部の製造ラインで確保された宇治抹茶原料の総量には厳格な上限が設定されており、規定数に達した時点で追加製造はストップします。つまり、公式アナウンス上のローソン抹茶終了日が具体的に定められていないのは、「いつ売れ切れるか」が市場の消化速度に完全に委ねられているからに他なりません。