芸能界で定期的に浮上するのが、芸能人のセラミック矯正と差し歯の噂です。デビューから短期間で急激に真っ白な歯並びに変化したタレントに対し、SNSでは「違和感がある」「前の方が自然で好きだった」という反応が寄せられるケースが後を絶ちません。
美容歯科の現場医師らが警鐘を鳴らす通り、セラミック矯正は「矯正」という名称がついているものの、実際には歯を移動させているわけではありません。健康な天然歯を大きく削り、場合によっては神経(歯髄)を抜いて人工の被せ物を装着する外科的補綴治療です。神経を抜いた歯は枯れ木のように脆くなり、歯の寿命が大幅に縮まるリスクを抱えます。
さらに、審美面における落とし穴も存在します。不自然に真っ白な色調(業界内で「便器白」とも揶揄される極端なマットホワイト)を選んでしまうと、肌のトーンや唇の質感と調和せず、口元だけが浮き上がって見えてしまいます。芸能人の歯列矯正ビフォーアフター画像を検証した際、視聴者が感じる「整いすぎたことによる違和感」の正体は、骨格や表情筋の動きと噛み合っていない人工的な造形にあるのです。