プライバシー保護や防犯、天候の都合から、ブラジャーは一年中「部屋干し(室内干し)」を選択する人が多数派を占めています。しかし、部屋干しで最も悩ましいのが、モラクセラ菌の繁殖によって生じるツンとした「生乾き臭(部屋干し臭)」です。
生乾き臭を完全にシャットアウトするための鉄則は、「洗濯終了から5時間以内に完全に乾かし切ること」です。雑菌は濡れた状態が5時間を超えると爆発的に増殖します。カップ内部のウレタンフォームや多層構造の不織布は厚みがあるため、自然放置の部屋干しではどうしても乾きが遅くなりがちです。
部屋干しの効率を飛躍的に高める具体的アプローチとして、以下の3つのステップが絶大な効果を発揮します。
- 洗濯時の脱水時間を1分〜2分に設定する:
脱水時間を長くしすぎるとカップに強いシワが定着しますが、短すぎると水分が多すぎて乾燥に時間がかかります。1〜2分の短い脱水機処理を行うか、取り出し直後にタオルで挟んで水分を抜きます。 - サーキュレーターまたは扇風機を直下から当てる:
部屋干しスペースの直下にサーキュレーターを設置し、首振りではなく「固定の上向き強風」でブラジャーの内側(カップのくぼみ部分)に直接風を送り込みます。空気の循環を作ることで、湿った空気の停滞を防ぎます。 - エアコンの除湿(ドライ)運転または浴室乾燥機の送風を活用する:
湿度が60%を超える室内では水分が蒸発しにくいため、エアコンの除湿機能や除湿機を併用して室内の湿度を40〜50%台にキープします。なお、浴室乾燥機を使う際は「温風・乾燥モード」ではなく「涼風・送風モード」を選ぶことで、熱によるワイヤー変形やポリウレタン劣化を防ぎながら短時間で乾かせます。