獲れたての生しらすに出会えるかどうかは、海の機嫌と船の入港タイミングに完全に依存している。腰越漁港における朝獲れ便の店舗到着は、天候や潮の流れによるものの、通常11時30分から12時前後に集中する。つまり、開店直後よりも少し時間をずらしたタイミングこそが、真の「獲れたて」に巡り合える黄金時間帯だ。
しかし、そこで立ちはだかるのが凄まじい入店待ちの列である。湘南・江ノ島観光エリア一帯の渋滞をかわしつつ、並ぶストレスを最小限に抑える2026年現在のベストルートは、江ノ島駅方面からのアプローチを避け、湘南モノレール「湘南江の島駅」または「目白山下駅」を経由して徒歩で腰越へ下る迂回ルートだ。江ノ電の混雑ピークを回避しつつ、現地へスムーズに到達できる。
さらに、午前の記帳開始と同時に受付を済ませ、近隣の腰越浦や寺社を散策しながら呼出時間を待つのが最もスマートな過ごし方だ。ランチの第1波が引き始める13時半以降を狙う手もあるが、海が荒れて漁獲量が少ない日は完売のリスクが高まる。当日の出漁状況を公式情報や現地の掲示で確認し、柔軟に動くことが極上の味への最短距離となる。