さとう珠緒のキャリア初期を語る上で欠かせないのが、1995年に放送された特撮ドラマ『超力戦隊オーレンジャー』である。彼女が演じたオーピンク・丸尾桃役は、健康的で明るい魅力に溢れ、子供たちだけでなく親世代や特撮ファンからも爆発的な支持を獲得した。この作品が彼女にとって日本の芸能界における大きな足がかりとなったことは間違いない。
戦隊シリーズの放送終了と前後して、彼女はグラビアアイドルとしての活動を本格化させた。小学館の『ヤングサンデー』や集英社の『週刊プレイボーイ』といった名門青年誌の表紙を飾り、水着グラビアで披露した抜群のスタイルと清純派のルックスのギャップは、瞬く間に読者の心を掴んだ。グラビア界に新風を吹き込んだ彼女は、瞬く間にトップアイドルの座へと上り詰めていく。