メイン施設である「どきどきリニア館」の目玉といえば、かつて最高速度テストで世界記録を打ち立てた「L0系超電導リニア」の実物車両展示だ。流線型の流麗なノーズデザインと、車体底部に秘められた超電導磁石の構造は、工学的な美しさと力強さを兼ね備えている。
館内3階にある展望デッキからは、屋外の実験線を駆け抜ける実物車両をほぼ水平の目線で見渡すことができる。防音ガラス越しであっても伝わってくる空気の振動、そしてモニターに表示されるデジタルスピードメーターが「500km/h」に到達する瞬間、館内には思わず息をのむ緊張感と歓声が包み込む。