どんなに一つひとつのおかずが可愛くても、詰め方が雑然としていると全体が平面的で崩れた印象を与えてしまいます。SNSで反響を呼ぶプロのスタイリングには、共通するお弁当詰め方のコツ映えの基本原則が存在します。
基本となる「3ステップ立体配置法」の手順:
- ステップ1(ベース決め):まずお弁当箱の面積の約半分をご飯(またはパン)で埋めます。この際、手前を低く、奥を高くする「傾斜配置(約15度のスロープ)」を作ることが、おかずを立体的に見せる最大の秘訣です。
- ステップ2(主菜の固定):最も面積の大きいメインおかず(唐揚げ、ハンバーグ、鮭など)をご飯の傾斜に沿わせて中央奥に立てかけるように配置します。
- ステップ3(副菜の差し込みとカラーコントロール):形の崩れない硬いおかずから順に詰め、最後に柔らかいものや小さな隙間埋めおかずを差し込みます。
色彩の黄金比率は「赤・黄・緑」を3:3:3の均等な割合で散らし、ベースの「白」と引き締め役の「黒・茶」を各1割配置することです。隣り合うおかずの色が被らないよう対角線上に配置することで、視線が自然に巡り、開けた瞬間に「わぁっ」と声が上がる美しいレイアウトが完成します。