メラノーマの見分け方完全ガイド!ほくろとの違いと危険サイン

メラノーマの見分け方完全ガイド!ほくろとの違いと危険サイン

話題沸騰中の メラノーマの見分け方完全ガイド!ほくろとの違いと危険サインについて、多角的な視点を整理して公開しています。

メラノーマは進行スピードが速く、血流やリンパ流に乗って早期に肺・肝臓・脳・骨などへ遠隔転移しやすい極めて侵襲性の高い悪性腫瘍です。しかし、皮膚の表皮内に留まる極早期(ステージ0〜Ⅰ)に切除できれば、根治率は極めて高くなります。

日本皮膚科学会の診療ガイドラインおよび全国がん登録データに基づく病期別の治療水準と予後データは以下の通りです。

病期(ステージ)病変の深さ(ブレスロー厚)・状態5年相対生存率(目安)主な標準治療と診断アプローチステージ0(上皮内癌)病変が表皮内に限局(深さ0mm)ほぼ100%病変辺縁から5mm程度離した局所拡大切除のみで完治可能。ステージⅠ期腫瘍の厚さ1.0mm以下、潰瘍なし等約95〜98%外科的拡大切除(1cmマージン)。センチネルリンパ節生検の検討。ステージⅡ期腫瘍の厚さ1.0mm超〜4.0mm超、潰瘍の有無約70〜85%外科的拡大切除(1〜2cm)+術後補助療法(免疫チェックポイント阻害薬等)。ステージⅢ期所属リンパ節転移、または微小転移あり約45〜65%原発巣切除+リンパ節郭清+分子標的薬/免疫療法による集学的治療。ステージⅣ期遠隔臓器(肺・肝・脳など)や遠隔皮膚へ転移約15〜30%オプジーボ・ヤーボイ等の免疫複合療法、BRAF/MEK阻害薬の薬物療法中心。

このデータが示す通り、メラノーマの生存率は「病変の厚さ(ブレスロー厚)」が1mmを超えるか否かで劇的に変化します。皮膚科で行われる「ダーモスコピー検査」は、特殊な偏光拡大鏡を用いて皮膚の深部(表皮〜真皮浅層)の色素沈着パターンを痛みを伴わずに約20〜30倍に拡大観察する検査です。この検査により、熟練した皮膚科専門医であれば肉眼では不可能な初期メラノーマを90%以上の診断精度で識別することが可能です。

山本 拓海
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山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。