SNSやQ&Aサイト(Yahoo!知恵袋など)に寄せられる毛じらみ患者の相談を分析すると、多くの人が「恥ずかしくて誰にも相談できない」「浮気を疑われてパートナーとの関係が破綻しそう」といった心理的苦痛を吐露しています。
現場の皮膚科医や泌尿器科医の証言によると、「受診をためらって市販のステロイド軟膏を塗り続け、皮膚炎を悪化させてから来院する患者」が目立ちます。ステロイドは一時的に炎症を抑えるものの、シラミ自体を駆除することはできず、かえって寄生虫の増殖を助長する危険性があります。
また、カップル間における「どちらが持ち込んだか」を巡るトラブルも深刻です。潜伏期間が1〜2ヶ月におよぶため、直近の行動だけでは感染源を特定できません。お互いを責め合うのではなく、医学的な事実として「寝具やサウナ等からの間接感染もあり得る」「潜伏期間のズレがある」ことを共有し、同時に検査・治療を行う姿勢が破局を防ぐ鍵となります。