畠山愛理さんが現役引退を表明したのは、2016年のリオデジャネイロ五輪(団体8位入賞)直後のことでした。当時わずか22歳という若さでの決断は、世間に大きな驚きを与えました。
引退を決めた最大の理由は、過酷な体重管理と激しい練習に耐え抜き、リオ五輪の舞台ですべてを出し切ったことによる完全燃焼でした。新体操はミリ単位の狂いが許されないシビアな競技であり、年間を通じてプレッシャーに晒され続ける過酷な日常の中で、「これ以上は心身ともに極限の演技を維持できない」と判断。やり残したことは一切ないという清々しい達成感とともに、次世代へ席を譲る形で第一線を退きました。