おもらしをしてしまった児童にとって、最大の恐怖は「クラスメイトからのからかい」や「先生・親からの叱責」です。小学生の多感な時期に強烈な恥ずかしさを経験すると、それがトラウマとなり、かえってトイレへの強迫観念が強まる悪循環に陥る危険性があります。
学校側では、周囲の児童に対して「誰にでも失敗はある」「からかうことは絶対に許されない」という指導を日常的に徹底しています。そして家庭において最も重要なのは、帰宅した子どもを絶対に叱らないことです。「間に合わなくて辛かったね」「もうきれいになったから大丈夫だよ」と共感し、安心感を与える声かけが子どもの傷ついたプライドを回復させる唯一の特効薬となります。