書籍の爆発的ヒットを受け、映像化プロジェクトも急速に動き出した。NHKで放送されたTVアニメシリーズは、ファミリー層への認知度拡大に大きく貢献。そして、実写映画化を手掛けたのは日本映画界の雄である東宝だった。
映画『もしドラ』で主演を務めたのは、当時AKB48のエースとして絶大な人気を誇っていた前田敦子だ。彼女の真摯な演技は、健気に部活改革へ挑む主人公の姿と重なり、劇場へ足を運んだ多くの観客の涙を誘った。音楽、映像、そして時代を彩るトップアイドルが融合したこの作品は、メディアミックスの成功モデルとして今なお語り継がれている。