急速充電に対応したハイスペック端末を使っていても、給電アクセサリーが旧世代のままであれば本来のパフォーマンスは発揮できない。典型的な見落としが、充電アダプター出力ワット数不足だ。
近年のスマートフォンは大半がUSB Power Delivery(USB PD)規格に対応しており、急速充電には最低でも20W〜30W以上の出力が求められる。かつてのガラケー時代や初期スマートフォンに付属していた「5V/1A(5W)」の低出力アダプターや、出力が不安定な安価なマルチタップを使い回していると、大容量化した現代のスマホを満充電にするまで半日近くかかってしまう。
あわせてチェックしたいのがケーブルの健康状態だ。見た目には外装ビニールが破れていなくても、内部の極細銅線が部分的にちぎれかけているケースが非常に多い。以下のポイントを参考に、充電ケーブル断線の見分け方を実践してみてほしい。
- コネクタの根元を指で軽く曲げたときだけ充電が始まったり途切れたりする
- ケーブル本体や端子の金属部分が充電中に触れないほど熱くなる
- ケーブルを挿した状態でパソコンと接続してもデータ通信として認識されない
これらに該当する場合、内部抵抗が跳ね上がっており、給電ロスだけでなくショートによる発煙リスクもあるため、直ちに使用を中止して買い替える必要がある。