彼女を一躍スターダムへと押し上げた名作『世界の中心で、愛をさけぶ』で見せた命がけの熱演。そして、不器用ながらも深い愛情を注ぐ母親役を見事に演じ切って社会現象を巻き起こした『義母と娘のブルース』。数々のヒューマンドラマで視聴者の涙を誘う感動的な演技を見せる彼女だが、その感情表現の豊かさは、実の母親から注がれた惜しみない愛情が源泉となっている。
特に親子の絆を描いた作品において、彼女が醸し出す独特のぬくもりや包容力は、自身が幼少期から母から受け取ってきた無条件の受容と愛情体験がベースにあるからこそ、観る者の心に深く刺さるのだろう。