猫車を安全かつ疲れずに扱うには、テコの原理と重心位置を意識した正しい使い方のコツを押さえることが不可欠です。
荷物を積む際は、必ず「車輪の真上」に最も重い資材がくるように配置します。手元のグリップ側に荷重が偏ると、持ち上げる際に腕と腰に過度な負担がかかります。車輪側に荷物の重心を7割程度預ける感覚で積むと、持ち手にはわずかな力を添えるだけでスイスイと前進できるようになります。
段差を超える際は、勢いをつけて無理に押し込むのではなく、前輪を段差に当ててからハンドルを少し手前に引き上げるようにして乗り越えさせます。下り坂では車体が前方に引っ張られやすいため、腰を落として歩幅を小さく保ち、いつでも荷台のスタンドを地面に接地させてストップできる姿勢を維持するのが安全運搬の鉄則です。