共働き世帯や単身者の増加に伴い、夕食作りにかけられる時間は年々短縮傾向にあります。そこで重宝されているのが、火を使わずに完成する豚バラ豆腐レンジ時短レシピです。
深めの耐熱ボウルに一口大にちぎった豆腐を入れ、その上に豚バラ肉を重ならないように広げ、調味料を回しかけてふんわりラップをします。加熱時間の目安は600Wで約6〜7分。途中で一度取り出して全体を優しく底から混ぜ返し、さらに1分追加加熱することで、加熱ムラを防ぎつつ均一に味が馴染みます。
また、冬場から春先にかけて定番となる豚バラ豆腐白菜重ね煮も、フライパンひとつで放置調理ができる優れものです。白菜、豚バラ、水切りした豆腐をミルフィーユ状に敷き詰め、蓋をして弱中火で蒸し煮にすることで、野菜のエキスが豆腐にじんわりと染み込み、油の使用量も最小限に抑えられます。
一方で、作り置きの観点から注意が必要なのが豚バラ豆腐作り置き冷凍保存の扱い方です。多くの家庭で「豆腐をそのまま冷凍したらスポンジのようにパサパサになって食べられなくなった」という悲鳴が上がっています。豆腐は冷凍すると内部の水分が氷結して大きな氷の結晶を作り、解凍時に水分が抜けて高野豆腐のような多孔質状態に変化してしまうからです。
冷凍保存を前提とする場合は、「あらかじめ豆腐を手で細かく崩して豚ひき肉のような状態で豚バラと一緒に炒め煮にする」か、「冷凍可能な厚揚げに置き換える」のが現場の知恵です。冷蔵保存であれば、煮汁ごと密閉容器に入れて約2〜3日間は美味しさをキープできます。むしろ翌日の方が、味が内部まで浸透して一層奥深い味わいを楽しめます。