ももかっぱちゃんの特異なキャラクター性は、キャラクタービジネスの現場にもユニークな現象を巻き起こしています。ぬいぐるみや文具、アパレルなどの公式グッズ市場において、王道の「にっこり笑顔」バージョンと並び、なんと「怒り顔・般若顔」をモチーフにしたアイテムやLINEスタンプが異例のロングセラーを記録しているのです。
イラスト投稿サイトやSNSでは、ファンアートとして彼女の二面性をユーモラスに描いた作品が日々投稿されています。単なる「かわいいマスコット」にとどまらず、ギャグアイコンとしても成立する汎用性の高さが、グッズ展開の息の長さに直結しています。可愛いだけでは淘汰されやすい飽食のキャラクター市場において、この「劇薬」のようなギャップ設定こそが、15年以上にわたって第一線で消費され続ける最大の武器となっています。