移動式クレーン運転士を目指す際、ネット上の断片的な情報によって生じる代表的な「誤解」を是正しておく必要があります。
誤解1:「移動式クレーン運転士免許があれば公道を運転して現場に行ける」
これは完全な誤解です。移動式クレーン運転士免許は「クレーン作業を行うための資格」に過ぎません。ラフテレーンクレーンで公道を走るためには「大型特殊自動車免許」が必須であり、大型トラックベースのクレーン車であれば「大型自動車免許」が別途必要です。公道走行免許を持たないオペレーターは、現場まで車両を自走させることができません。
誤解2:「リモコン付きの小型クレーンなら無資格でも動かせる」
ラジコン操作であっても、つり上げ荷重に応じた特別教育または技能講習の修了が法律で義務付けられています。「手元でボタンを押すだけだから大丈夫」と無資格で操作させた場合、事業者・作業者双方が労働安全衛生法違反で書類送検される重大なコンプライアンス違反となります。