ヘタリアのルチアーノとは?2Pイタリアの公式設定と真相を徹底解剖

ヘタリアのルチアーノとは?2Pイタリアの公式設定と真相を徹底解剖

ヘタリアのルチアーノとは?2Pイタリアの公式設定と真相を徹底解剖とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

公式で名付けられていないにもかかわらず、なぜ世界中のファンが判で押したように「ルチアーノ」と呼ぶようになったのか。その背景には、英語圏の二次創作プラットフォームにおける文化的ムーヴメントが存在します。

2010年代初頭、Tumblr(タンブラー)やDeviantArt(デヴィアントアート)といった海外SNSにおいて、日丸屋氏のアナザーカラーをもとにした「2P! Hetalia」という創作運動が爆発的な流行を見せました。その際、各国のキャラクターに「本編とは異なる独自の人名(Headcanon / 個人の独自解釈)」を付与する遊びが定着していったのです。

イタリアの本名である「Feliciano(フェリシアーノ=幸運な、幸福な)」に対し、イタリア語圏の実在する男性名であり、響きが美しく、どこか陰影を感じさせる「Luciano(ルチアーノ)」が選ばれました。ラテン語の「Lux(光)」に由来する名でありながら、20世紀アメリカの暗黒街を支配した実在の伝説的マフィア、ラッキー・ルチアーノ(シャルル・ルチアーノ)の残影がファンの意識に重なったことは想像に難くありません。

この海外発のネーミングスキームは、同盟国の「2Pドイツ=Lutz(ルッツ)」「2P日本=Kuro(クロ/黒・葵)」といった命名規則とともに日本国内のコミュニティへ逆輸入され、pixivや個人サイトを通じて共通言語として定着していきました。

山口 彩花
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山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。