インターネット上のコミュニティやSNS、旅行レビューサイトを徹底調査すると、うちわ餅に関する評判口コミには極めて強い熱量が見受けられます。
現地を訪れた旅行者や帰省客からは、「見た目は真っ黒でインパクトがすごいが、胡麻の香りと上品な甘さで何本でも食べられる」「祭りの屋台で食べた焼きたての味が忘れられない」といった賞賛の声が圧倒的多数を占めます。一方で、「八戸駅で買ったものの、翌朝食べたらカチカチになっていた」「東京の自宅へ持ち帰るのが難しい」という、日持ちの短さに起因する切実な声も散見されます。
この「賞味期限当日」の壁は、うちわ餅のお取り寄せ通販事情にも直接反映されています。生菓子としての鮮度維持が困難であることから、多くの専門店では一般的な常温配送を行っていません。しかし、近年の急速冷凍技術の普及により、一部の特産品事業者やアンテナショップ経由で「冷凍うちわ餅」の発送テストや限定通販が展開される動きが定着してきました。解凍後にオーブントースター等で軽くリクックすることで、限りなく店頭に近い香ばしさを再現する手法が、遠方のファンにとって待望の選択肢となっています。
販売店舗と取扱店に関しては、萬栄堂の本店や支店のほか、八戸駅ビル「うみねこプラザ」内の物産売り場、八食センター内の和菓子ブース、あるいは市内主要スーパー(ユニバース等)の郷土菓子コーナーにて朝焼きの個体が限定数入荷されます。確実に入手したい場合は、午前中の来店が鉄則です。