SNSの普及によって、私たちは日常的に「他者との比較」に晒されるようになった。この環境が、否定的なコミュニケーションをさらに加速させているという指摘もある。他人の粗探しをして否定することで、手軽に「自分の方が正しい」「自分の方が賢い」という全能感を得られるからだ。
日常会話で「でも」「しかし」が口癖になっている人は、自分が周囲に与えているストレスにほとんど気づいていない。彼らにとって、否定は会話のスターター(呼び水)に過ぎないのだ。しかし、その一言が人間関係の溝を深めている事実に、そろそろ向き合う必要がある。